世界の偉人を紹介します。

世界の偉人を紹介していきます。ゲーム理論、数学、ジョン・フォン・ノイマン、ガウス、ベートーヴェン、モーツァルト

ドナルド・クヌース

>> ネットビジネスで1億円稼いで自由になった元皿洗いの物語

ドナルド・エルビン・クヌース(Donald Ervin Knuth)

f:id:gamenoiman:20130714134205j:plain

1938年1月10日 -は数学者、計算機科学者。スタンフォード大学名誉教授。

クヌースによるアルゴリズムに関する著作 The Art of Computer Programming のシリーズはプログラミングに携わるものの間ではあまりにも有名。アルゴリズム解析と呼ばれる分野を開拓し、計算理論の発展に多大な貢献をしている。その過程で漸近記法で計算量を表すことを一般化させた。

理論計算機科学への貢献とは別に、コンピュータによる組版システム TEX とフォント設計システム METAFONT の開発者でもあり、Computer Modern という書体ファミリも開発した。

作家であり学者であるクヌースは、文芸的プログラミングのコンセプトを生み出し、そのためのプログラミングシステム WEB / CWEB を開発。また、MIX / MMIX 命令セットアーキテクチャを設計。

 

生い立ち**********

ウィスコンシン州ミルウォーキー生まれ。父は小さな印刷会社を経営し、近くの高校で簿記の講師をしており、その高校にクヌースも進学した。8年生のとき、"Ziegler's Giant Bar" という文字列から文字を取り出して組み合わせ、どれだけ意味のある単語を作れるかというコンテストが行われた。審査員が事前に用意した回答例は2500語だったが、クヌースは4500語も見つけ出すという才能を発揮し優勝した。賞品として学校にテレビ受像機が贈られ、クラス全員にキャンディバーが配られた。

天才は、幼少時から才能を発揮しますね。

大学教育と初期の職歴******

大学進学にあたって、音楽と物理学のどちらを選ぶかで悩んだ末、ケース工科大学(現在はケース・ウェスタン・リザーブ大学)で物理学を学ぶことにした。ケース工科大学で物理学を学んでいた頃、初期のコンピュータの1つである IBM 650 と出会う。そのマニュアルを読んだクヌースは、自分ならもっとうまくできると信じ、アセンブラコンパイラのコードを書き換えることを決心した。1958年、大学のバスケットボールのチームがリーグ優勝するのを助けるため、クヌースは各選手の能力に基づいたプログラムを構築した。これは当時あまりにも画期的だったため、ニューズウィーク誌に記事が掲載され、CBSイブニングニュースでウォルター・クロンカイトも取り上げた。Engineering and Science Review という技術専門誌の立ち上げに編集者として参加しており、同誌は1959年に技術誌の国家的な賞を受賞している。その頃物理学から数学に転向し、1960年には、ずば抜けた成果により学士号と修士号を同時に与えられた。

 

長い文章だが、これはスラスラと読める。怖がらずに呼んでみてください。面白いですよ。

 

おまけ****

TEX のバージョン番号は、3, 3.1, 3.14, ... というように π に漸近している。METAFONTのバージョン番号は同様に e に近づいている。

Computers and Typesetting シリーズの全ての付録は、付録を識別する文字から始まるタイトルになっている。

 

>> 嘘だろ!知名度ゼロから「日本一」の会社を作る方法