スティーヴン・ホーキング
スティーヴン・ウィリアム・ホーキング CBE(Stephen William Hawking,CBE)
1942年1月8日 - はイギリスの理論物理学者である。「車椅子の物理学者」として知られる。
人物*******
ホーキング放射やブラックホールの蒸発などの、ブラックホールに関する研究が特に有名であるほか、『ホーキング、宇宙を語る』の著作などでもよく知られている。
サイエンスフィクションを好み、実際にアメリカのSFテレビドラマ『新スタートレック』に本人のホログラムイメージ役で出演の経験がある。また、アニメ『フューチュラマ (アニメ)』の劇場版にも出演している。
筋萎縮性側索硬化症を発症したとされている。本来発症から5年程度で死に至る病気の患者でありながら途中で進行が急に弱まり、発症から50年以上たっても健在でいる。現在は意思伝達のために重度障害者用意思伝達装置を使っており、スピーチや会話ではコンピュータプログラムによる合成音声を利用している。
業績******
一般相対性理論が破綻する特異点の存在を証明した特異点定理をロジャー・ペンローズと共に発表した。
一般相対性理論と量子力学を結びつけた量子重力論を提示している。この帰結として、量子効果によってブラックホールから粒子が逃げ出すというホーキング放射の存在が予測されている。
タイムトラベルが不可能であるとする「時間順序保護仮説」を提唱した。この仮説では、過去に行くことを許容する閉じた時間線が存在するためには場のエネルギーが無限大でなくてはならないとする。
この仮説は、我々にとって辛いですよね。
しかし、彼は、タイムマシンが将来的に完成するかどうかに関しては「私は誰とも賭けをしないだろう」と、その可能性に含みを残す発言もしている。
可能性を諦めきれないんですね。